イトウ先生のTips note【Premiere CC 2015】オープンキャプション(字幕)

Tipsnote-photo-2016018

こんにちは、イマジカデジタルスケープの伊藤和博です。
今週は、Premiere CC 2015の3月アップデート版から新機能で、「オープンキャプション(字幕)」をご紹介します。
字幕が新機能?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、もちろんPremiereには字幕機能は元々あります。
これまでのPremiereの字幕機能は、クローズドキャプションという字幕機能で、デバイス側でONとOFFを切り替えることができる字幕機能になり、いわゆる本来の字幕機能になります。
今回の3月のアップデート版では、ビデオに最初から表示しておける字幕の機能として「オープンキャプション」という機能が搭載されています。
Premiereのタイトル機能で字幕を代用する方法もありますが、オープンキャプションの機能で入れることで、1つのクリップで字幕を全て管理できるようになるため、効率的に字幕を作成することが可能になります。

●さっそくやってみよう!

まずこの機能ですが、CC 2015の3月アップデート版以降に搭載されている機能で、直前の2月アップデート版にはありませんので、たった1ヵ月ではありますが、3月アップデート版以降にアップデートしてから使ってみてください。
ファイルメニュー > 新規 > キャプション、を選択し、シーケンスと同じサイズを選択した後、規格から「開くキャプション」(ローカライズが少々変な感じがしますが・・)を選択します。

PrCC15_Cap001

PrCC15_Cap002

キャプションのファイルは、3秒間のビデオクリップとして作成されます。プロジェクトパネルから任意のビデオトラックにドロップし、キャプションを配置します。

PrCC15_Cap006

キャプション内にテキストを入力する場合は、ウインドウメニュー > キャプションを選択しキャプションパネル内で入力します。インとアウトにその字幕を表示しておく尺を入力してテキストを入力し、次の字幕を入れる場合は、キャプションパネル内の「+」をクリックして、同様の操作を繰り返します。

PrCC15_Cap009

新しい字幕のテキストを追加する度にキャプションの尺は延長されるため、タイムラインで長さを延長しながら、1つのクリップ内に全ての字幕を入れていくことが可能になります。

PrCC15_Cap013

字幕の表示位置、テキストのカラー、背景色などはすべてキャプションパネル内で設定でき、またデフォルトの位置としてセーフマージン内に配置されるようになっています。

PrCC15_Cap012

YouTubeなどにアップする場合で、かつ広告も使用する場合は、以下のようにビデオの上に配置しておくといいでしょう。

PrCC15_Cap015

PrCC15_Cap016

Premiereの静止タイトルを字幕の代わりとして使用すると、あくまでもタイトルの機能ですので、新しいテキストを表示するたびに別のクリップとして配置していく必要がありますが、このキャプションを使用することで、1つのクリップに全ての字幕を一括で管理しておくことが可能になります。ちなみに、YouTubeでは、YouTube側の機能で字幕を入れる機能があり、HTML5ではtrackタグで字幕を入れる、ということも可能ではありますが、他のメディアで活用する場合や最初からビデオに字幕を入れておきたい、という場合にはこの機能を使ってみてください。


この記事を読んだ方にオススメの講座はこちら!

▼Premiere Pro CC 2014の使い方・基本トレーニング
メインビジュアル:Premiere Pro CC 2014の使い方・基本トレーニング


イトウ先生が、Twitterを始めました!みなさんもぜひ、フォローしてくださいね!
itoh_sensei

イトウ先生のTips noteアーカイブ【2016年~】

イトウ先生のTips note アーカイブ【2010年~】(別サイトに飛びます)

○消しゴムツールの活用
○ななめの画像をまっすぐにする方法
○自然な合成テクニック・角版
○自然な合成テクニック・切り抜き画像
○画像合成後の便利なショートカット
○調整レイヤー
○レイヤーパネルの不透明度と塗りについて
○不透明度のショートカット
○CS5新機能01:「コンテンツに応じる」機能
○CS5新機能02:絵筆ブラシと混合ブラシ
○CS5新機能03:人の記憶に近い画像・HDRについて
○CS5新機能04:パペットワープ
○CS5新機能05:3Dオブジェクトとアニメーション
○美しいモノクロ画像の作り方
○境界部分をきれいにカラー変更する方法
○Photoshop CS6 特集・その1(全3回)
○Photoshop CS6 特集・その2(全3回)
○Photoshop CS6 特集・その3(全3回)
○2つの画像の違いを調べる、差の絶対値
○Photoshop CS6だけで作るビデオ・その1
○Photoshop CS6だけで作るビデオ・その2
○Photoshop CS6だけで作るビデオ・その3
○CSSの読み込み(スウォッチカラー)と、 CSS書き出し(CSSをコピー)について
○条件付きアクション
○Photoshop CCの新機能
○Photoshop CCの新機能:Generator(ジェネレーター)
○PhotoshopをJavaScriptで操作するAdobe Extendscript Toolkit CC
○新しいスクリプトパターンと、リンクを配置について
○変数
○Photoshop CC 2014:「配置」と「パッケージ化」
○Photoshop CC 2014:焦点選択と測定ガイド
○Photoshop CC 2014:3Dプリント
○Photoshop CC 2014:CameraRaw 8.7
○Photoshop CC 2014:シェイプから新規ガイドを作成と、新規ガイドレイアウトを作成
○Photoshop CC 2014:PhotoshopとAfterEffectsで使える、カラールックアップテーブルの書き出し
○Photoshop CC 2015:アートボード
○Photoshop CC 2015:かすみを除去する
○CS5新機能01:ロトブラシ
○CS5新機能02:新しい便利なショートカット
○CS5 パペットアニメーションと、時間反転キーフレーム
○CS5 ビデオや画像の型抜きについて「トラックマットとステンシルアルファ」
○CS5 動画の動きを捕らえて、他のレイヤーに適用する「モーショントラック」
○CS5.5 ワープスタビライザー
○CS5.5 ブラー・互換・タイムコード
○CS5.5 「シャドウを落とす・受ける」機能
○CS5.5 エクスプレッション・その1
○CS5.5 エクスプレッション・その2
○CS5.5 エクスプレッション・その3
○CS6の新機能1:ベクトルレイヤーからシェイプを生成
○CS6の新機能2:3Dカメラトラック
○AfterEffects CCの新機能:ワープスタビライザーVFX
○AfterEffects CC・レンダリングの変更点
○AfterEffects CCの新機能:マスクをトラック
○AfterEffects CCの新機能:ピクセルモーションブラー
○AfterEffects CCエッジを調整ツール
○AfterEffects CC モーションスケッチ
○AfterEffects CC 2014:HTML5パネルSDK(その1)
○AfterEffects CC 2014:HTML5パネルSDK(その2)
○AfterEffects CC 2014:4KビデオのYouTubeへのアップロード
○AfterEffects CC 2014:相対的なプロパティリンクと一緒にコピー
○AfterEffects CC 2014:モーフィング
○AfterEffects CC 2014:画像やビデオ等からカラーを抽出し、他のレイヤーに適用するsampleImageメソッド
○AfterEffects CC 2014:監視フォルダーの使い方
○AfterEffects CC 2014:カラープロファイルの使い方
○AfterEffects CC 2015:顔のトラッキング
○AfterEffects CC 2015:タイムチューナー