イトウ先生のTips note【AfterEffects CC 2015】顔のトラッキング

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こんにちは、イマジカデジタルスケープの伊藤和博です。
今週は、AfterEffects CC 2015の新機能の中から、「顔のトラッキング」をご紹介します。
この機能は、AfterEffect CCから搭載した「マスクをトラック」の「顔専用」とでもいえる機能となり、人物の顔にマスクパスを作成し、顔の動きに合わせてマスクパスを追随する機能になります。
「マスクをトラック」の機能では、単にマスクパスを動画に追随するだけでしたが、この機能はマスクパス内にある、目や口などの細かい動きもトラッキングするため、マスクパスに対するエフェクトはもちろんですが、マスクパス内にある顔の特定の箇所の動きを検出することも可能になっています。

●さっそくやってみよう!

この機能のオペレーションは、「マスクをトラック」とほぼ同じオペレーションで行うことが可能ですので、詳しくは過去ブログイトウ先生のTips note【AfterEffects CC】AfterEffects CCの新機能:マスクをトラックも合わせて参照していただきたいのですが、まず、人物の顔にマスクパスを作成し、タイムラインパネルでマスクパスを右クリックし、マスクをトラックを選択した後、トラッカーパネルでトラッキングの仕方を選択するところまでは、「マスクをトラック」と同じ操作で行うことが可能です。
もちろん、マスクパスですので動画のレイヤーは複製しておき、上のレイヤーに対してマスクパスを設定します。

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マスクをトラックを選択した後、トラッカーパネルの方法を展開すると、顔のトラッキングが2種類選択できるのがわかります。

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「輪郭のみ」を選択した場合は、従来のマスクをトラックとほぼ同等の機能で顔の輪郭の動きに合わせて、マスクパスを追随していきます。なおマスクパスの作成時にペンツールで顔の輪郭を丁寧にトレースしなくても、楕円形ツールで顔の大部分を覆うようにマスクパスを作成し、トラッキングを開始するだけで、自動的に楕円形を顔の輪郭に非常に近い形に作り替えてくれます。

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「詳細な造作」を選択すると、マスクパス内にある目、眉毛、瞳孔、鼻の頭、口の位置などを検出し、造作を測定しトラックポイントを作成します。このトラックポイントは、AfterEffects CC 2015でプレビュー版として採用されている、Adobe Character Animator でトラッキングデータを使用する場合に必要になります。

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顔のトラッキングでトラッキングした後、マスクパスの周囲にぼかしを設定し、輝度コントラストのエフェクトで顔を明るくした後、元のビデオ(左)と比較したものが以下のビデオになります。顔だけにエフェクトをかけているため、首の部分を見るとわかりますが、首の部分には明度差がでていないのがわかります。

顔に対してマスクパスを作成し、顔の輪郭の動きにマスクパスを追随させる場合には、従来の「マスクをトラック」の機能よりもこの機能の方がいいかと思います。ただ、この機能の本当の目的は、目や鼻などの微妙な動きからトラッキングデータを取得し、Adobe Character Animator と組み合わせて、アニメーションの動きを作成することに利用するとベストになるかと思いますので、この辺りの機能は追ってご紹介していきたいと思います。


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メインビジュアル:AfterEffects CCの使い方・基本トレーニング

▼AfterEffects CC 2014の使い方・実践トレーニング
メインビジュアル:AfterEffects CC 2014の使い方・実践トレーニング


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