イトウ先生のTips note【Dreamweaver CC 2015】新しくなったスニペット

20150408-tipsnote2015

こんにちは、イマジカデジタルスケープの伊藤和博です。
今週は、Dreamweaver CC 2015から、新しくなったスニペットをご紹介します。
スニペットとは一般に「再利用可能なオブジェクト」のことを指しますが、Dreamweaver上でのスニペットとは、HTMLやCSS上で繰り返し再利用できるソースコードのことを指します。なお、このスニペットという機能そのものはInDesignにもあり、InDesign上でのスニペットとは、位置情報を記憶したグラフィックフレームやフレームグリッド、HTMLを挿入で挿入したオブジェクトのことを指します。
Dreamweaver CC 2015では、これまでのスニペットが刷新され、CSS3を中心としたスニペットが多分に含まれるようになりました。Twitter発祥のBootstrapも搭載しましたので、今回はこのスニペットについてご紹介します。

●さっそくやってみよう!

スニペットは、Dreamweaver CS3からCC2014までの7バージョン(CS5.5含む)の間、基本的な構成の変更はありませんでしたが、CC2015では以下のように大幅に刷新されました。

Dwcc15_sni001

CC2014までのスニペットは、IE用の条件分岐コメントや、headタグ内で使用するmeta、footerなどで使用すると便利な著作権情報などを含んだ基本テキスト、フォームのセレクトメニューで設定する年月日などが1年分予め入力されたオブジェクトなどが用意されていました。

Dwcc15_sni004

これらは、あくまでもスニペットとして使う、と考えるとこれはこれで便利な機能で、テキストノードやaタグのリンク先さえ設定すれば、そのままフッターとして使えそうなものではありました。ただ、ページ全体のデザイン最適化を考慮すると、当たり前ではありますがスニペットだけデザインがインラインになっていたり、またスニペットに使われているタグでは無いタグでマークアップしたい、など、スニペットを入れた後に少々手を加えたくなる、ということもありました。
CC2015ではこれらは洗練され、必要なものは統廃合されて残り、新たにHTML、CSS3、JavaScript、PHPでのソースオブジェクトが加わり、HTML5、CSS3を意識したスニペットに刷新されました。

●スニペットの使い方と種類

スニペットは、そのスニペットを挿入したい箇所にカーソルを入れておき、挿入したいスニペットをダブルクリック、または挿入箇所までドラッグ、で挿入します。

Dwcc15_sni008

スニペットパネルの上部はプレビューウインドウになっているため、HTMLのソース等はそのスニペットを挿入した後のプレビューが、CSSの場合はソースそのものが表示されるため、挿入前の確認が可能です。

Dwcc15_sni006

HTMLのスニペットは、最初からonclickイベントを設定したスニペットもいくつか用意されています。例えば、Word Count Bookmarkletでは、ページ中にあるテキストを選択し、ハイパーリンクをクリックすると、選択中のテキストの単語数をアラートで返します。

Dwcc15_sni010

●Bootstrap

Bootstrapは、元々はTwitter社発祥のレスポンシブWebデザイン対応・CSSフレームワークで、クラスやそのクラスに対するプロパティや値は、予めBootstrapで定義されているものを使用する形でデザインしていくものです。jQueryなどのライブラリと同じようにCDN(コンテンツデリバリーネットワーク)でBootstrapとリンクして使用しますが、Dreamweaver CC 2015では、これらのスニペットも多数用意されました。
なお、Bootstrapを使用する場合は、Bootstrap用のCSS、JavaScript、フォントの使用にsvgなどが必要になりますが、これらは以下のサイトから無料でダウンロード可能です。

○ Bootstrap

http://getbootstrap.com

トップページのダウンロードをクリックし、Bootstrapの関連ファイル一式をダウンロードした後、CDNの箇所にあるソースをコピーし、head内にペーストして使用します。

Dwcc15_sni011

また、Bootstrapのテーマサンプルは、以下のページにあります。

○ Bootstrap Theme example

http://getbootstrap.com/examples/theme/

様々なボタンデザイン、プルダウンメニュー、プログレスバー、カルーセルなどは、このサンプルページで確認した後に、スニペットからBootstrap用のスニペットを使用するといいでしょう。

Dwcc15_sni014

ソースの理解があれば、挿入パネルや手打ちで作ってしまい、スニペット自体を直接使う機会はあまり無かったかもしれませんが、CC 2015でラインナップが刷新されましたので、ぜひ使ってみてください。


この記事を読んだ方にオススメの講座はこちら!

▼Dreamweaver CCの使い方・基本トレーニング
メインビジュアル:Dreamweaver CCの使い方・基本トレーニング
▼HTML5・CSS3の基礎知識(PC・スマートフォン)
メインビジュアル:HTML5・CSS3の基礎知識(PC・スマートフォン)


イトウ先生が、Twitterを始めました!みなさんもぜひ、フォローしてくださいね!
itoh_sensei

イトウ先生のTips noteアーカイブ【2016年~】

イトウ先生のTips note アーカイブ【2010年~】(別サイトに飛びます)

○消しゴムツールの活用
○ななめの画像をまっすぐにする方法
○自然な合成テクニック・角版
○自然な合成テクニック・切り抜き画像
○画像合成後の便利なショートカット
○調整レイヤー
○レイヤーパネルの不透明度と塗りについて
○不透明度のショートカット
○CS5新機能01:「コンテンツに応じる」機能
○CS5新機能02:絵筆ブラシと混合ブラシ
○CS5新機能03:人の記憶に近い画像・HDRについて
○CS5新機能04:パペットワープ
○CS5新機能05:3Dオブジェクトとアニメーション
○美しいモノクロ画像の作り方
○境界部分をきれいにカラー変更する方法
○Photoshop CS6 特集・その1(全3回)
○Photoshop CS6 特集・その2(全3回)
○Photoshop CS6 特集・その3(全3回)
○2つの画像の違いを調べる、差の絶対値
○Photoshop CS6だけで作るビデオ・その1
○Photoshop CS6だけで作るビデオ・その2
○Photoshop CS6だけで作るビデオ・その3
○CSSの読み込み(スウォッチカラー)と、 CSS書き出し(CSSをコピー)について
○条件付きアクション
○Photoshop CCの新機能
○Photoshop CCの新機能:Generator(ジェネレーター)
○PhotoshopをJavaScriptで操作するAdobe Extendscript Toolkit CC
○新しいスクリプトパターンと、リンクを配置について
○変数
○Photoshop CC 2014:「配置」と「パッケージ化」
○Photoshop CC 2014:焦点選択と測定ガイド
○Photoshop CC 2014:3Dプリント
○Photoshop CC 2014:CameraRaw 8.7
○Photoshop CC 2014:シェイプから新規ガイドを作成と、新規ガイドレイアウトを作成
○Photoshop CC 2014:PhotoshopとAfterEffectsで使える、カラールックアップテーブルの書き出し
○Photoshop CC 2015:アートボード
○Photoshop CC 2015:かすみを除去する
○CS5新機能01:ロトブラシ
○CS5新機能02:新しい便利なショートカット
○CS5 パペットアニメーションと、時間反転キーフレーム
○CS5 ビデオや画像の型抜きについて「トラックマットとステンシルアルファ」
○CS5 動画の動きを捕らえて、他のレイヤーに適用する「モーショントラック」
○CS5.5 ワープスタビライザー
○CS5.5 ブラー・互換・タイムコード
○CS5.5 「シャドウを落とす・受ける」機能
○CS5.5 エクスプレッション・その1
○CS5.5 エクスプレッション・その2
○CS5.5 エクスプレッション・その3
○CS6の新機能1:ベクトルレイヤーからシェイプを生成
○CS6の新機能2:3Dカメラトラック
○AfterEffects CCの新機能:ワープスタビライザーVFX
○AfterEffects CC・レンダリングの変更点
○AfterEffects CCの新機能:マスクをトラック
○AfterEffects CCの新機能:ピクセルモーションブラー
○AfterEffects CCエッジを調整ツール
○AfterEffects CC モーションスケッチ
○AfterEffects CC 2014:HTML5パネルSDK(その1)
○AfterEffects CC 2014:HTML5パネルSDK(その2)
○AfterEffects CC 2014:4KビデオのYouTubeへのアップロード
○AfterEffects CC 2014:相対的なプロパティリンクと一緒にコピー
○AfterEffects CC 2014:モーフィング
○AfterEffects CC 2014:画像やビデオ等からカラーを抽出し、他のレイヤーに適用するsampleImageメソッド
○AfterEffects CC 2014:監視フォルダーの使い方
○AfterEffects CC 2014:カラープロファイルの使い方
○AfterEffects CC 2015:顔のトラッキング
○AfterEffects CC 2015:タイムチューナー