イトウ先生のTips note【InDesign CC 2015】段落の背景色

20150408-tipsnote2015
こんにちは、イマジカデジタルスケープの伊藤和博です。
今週は、InDesign CC 2015の新機能の中から、「段落の背景色」をご紹介します。
InDesign CC 2015では、段落テキストに対して背景色を自動で設定できるようになりました。背景色は段落スタイルにも登録可能ですので、テキストの背景に網を敷き詰める場合には、テキストフレームに対してではなく、段落テキストに対して背景色を設定することで、テキストの量に合わせた自動背景色にすることが可能です。

●さっそくやってみよう!

段落の背景色は、段落パネルにて設定可能です。背景色を設定したい段落を選択し、段落パネルの中にある背景色にチェックをした後、カラーを選択します。このカラーはスウォッチパネルの中から指定することが可能です。

IDcc15_para001

背景色を設定したまま段落スタイルに登録すると、その背景色も段落スタイルに登録されるため、他の段落にスタイルを適用するだけで背景色も引き継ぐことが可能です。
なお、背景色の設定は、段落のどの部分に設定するかを細かく指定することが可能です。段落パネルのパネルメニューから、段落の背景色を選択します。

IDcc15_para002

この段落の背景色の機能は、背景色を設定する位置を、その段落内テキストに対する仮想ボディやアセンダ・ディセンダの各ラインに合わせて設定することができるため、文字キャラクタによって背景色の位置を微調整する必要がある場合に、テキストに応じて背景の位置を動的に変更するため大変便利です。

IDcc15_para004
IDcc15_para005

また、背景色を段落テキストの背景部分にのみ設定するか、行または列全体に対して設定するかを指定することが可能です。IDcc15_para007

IDcc15_para006

さらに、背景色をフレームの形状に合わせて設定することも可能になっています。

IDcc15_para007

また、オフセットを設定し、背景色の位置を変更することで、使い方によってはハンギングドロップキャップのように使用することも可能です。
また、本来、段落の先頭文字は、先頭文字スタイルの機能で行いますが、以下のように背景色の左端を左に2mm、右端を左に13mmオフセットすることで、ハンギングドロップキャップのように使用することも可能です。ただし、この方法は段落内のテキストの量に応じて背景色の位置が動的に変わるため、文字数が一定量の電話番号や名簿等に使用するか、背景位置が変わることを利用してレーティングに使用するといいでしょう。

IDcc15_para008

テキストに背景色を設定する場合、フレームそのものにカラーを設定するか、任意のフレームを背景に作成する等して平網のように使用するケースが多かったと思いますが、この機能を使用することでテキストに合わせた動的な背景色を設定することが可能になりましたので、ぜひ使ってみてください。


この記事を読んだ方にオススメの講座はこちら!

▼InDesign CC の使い方・基本トレーニング
メインビジュアル:InDesign CC の使い方・基本トレーニング


イトウ先生が、Twitterを始めました!みなさんもぜひ、フォローしてくださいね!
itoh_sensei

イトウ先生のTips noteアーカイブ【2016年~】

イトウ先生のTips note アーカイブ【2010年~】(別サイトに飛びます)

○消しゴムツールの活用
○ななめの画像をまっすぐにする方法
○自然な合成テクニック・角版
○自然な合成テクニック・切り抜き画像
○画像合成後の便利なショートカット
○調整レイヤー
○レイヤーパネルの不透明度と塗りについて
○不透明度のショートカット
○CS5新機能01:「コンテンツに応じる」機能
○CS5新機能02:絵筆ブラシと混合ブラシ
○CS5新機能03:人の記憶に近い画像・HDRについて
○CS5新機能04:パペットワープ
○CS5新機能05:3Dオブジェクトとアニメーション
○美しいモノクロ画像の作り方
○境界部分をきれいにカラー変更する方法
○Photoshop CS6 特集・その1(全3回)
○Photoshop CS6 特集・その2(全3回)
○Photoshop CS6 特集・その3(全3回)
○2つの画像の違いを調べる、差の絶対値
○Photoshop CS6だけで作るビデオ・その1
○Photoshop CS6だけで作るビデオ・その2
○Photoshop CS6だけで作るビデオ・その3
○CSSの読み込み(スウォッチカラー)と、 CSS書き出し(CSSをコピー)について
○条件付きアクション
○Photoshop CCの新機能
○Photoshop CCの新機能:Generator(ジェネレーター)
○PhotoshopをJavaScriptで操作するAdobe Extendscript Toolkit CC
○新しいスクリプトパターンと、リンクを配置について
○変数
○Photoshop CC 2014:「配置」と「パッケージ化」
○Photoshop CC 2014:焦点選択と測定ガイド
○Photoshop CC 2014:3Dプリント
○Photoshop CC 2014:CameraRaw 8.7
○Photoshop CC 2014:シェイプから新規ガイドを作成と、新規ガイドレイアウトを作成
○Photoshop CC 2014:PhotoshopとAfterEffectsで使える、カラールックアップテーブルの書き出し
○Photoshop CC 2015:アートボード
○Photoshop CC 2015:かすみを除去する
○CS5新機能01:ロトブラシ
○CS5新機能02:新しい便利なショートカット
○CS5 パペットアニメーションと、時間反転キーフレーム
○CS5 ビデオや画像の型抜きについて「トラックマットとステンシルアルファ」
○CS5 動画の動きを捕らえて、他のレイヤーに適用する「モーショントラック」
○CS5.5 ワープスタビライザー
○CS5.5 ブラー・互換・タイムコード
○CS5.5 「シャドウを落とす・受ける」機能
○CS5.5 エクスプレッション・その1
○CS5.5 エクスプレッション・その2
○CS5.5 エクスプレッション・その3
○CS6の新機能1:ベクトルレイヤーからシェイプを生成
○CS6の新機能2:3Dカメラトラック
○AfterEffects CCの新機能:ワープスタビライザーVFX
○AfterEffects CC・レンダリングの変更点
○AfterEffects CCの新機能:マスクをトラック
○AfterEffects CCの新機能:ピクセルモーションブラー
○AfterEffects CCエッジを調整ツール
○AfterEffects CC モーションスケッチ
○AfterEffects CC 2014:HTML5パネルSDK(その1)
○AfterEffects CC 2014:HTML5パネルSDK(その2)
○AfterEffects CC 2014:4KビデオのYouTubeへのアップロード
○AfterEffects CC 2014:相対的なプロパティリンクと一緒にコピー
○AfterEffects CC 2014:モーフィング
○AfterEffects CC 2014:画像やビデオ等からカラーを抽出し、他のレイヤーに適用するsampleImageメソッド
○AfterEffects CC 2014:監視フォルダーの使い方
○AfterEffects CC 2014:カラープロファイルの使い方
○AfterEffects CC 2015:顔のトラッキング
○AfterEffects CC 2015:タイムチューナー