Premiere Pro CC 2018の使い方・基本トレーニング
4KはもちろんVR動画・スマホのVFRビデオ編集も対応
Premiere Pro CC 2018の使い方・基本トレーニング
Adobe Premiere Pro CC 2018は、AVCHD、HDV、XDCAM、等々、数多くのビデオフォーマットに対応している、拡張性・正確性・効率性に優れた64bit専用ビデオ編集ソフトです。AfterEffects、Photoshop、Media Encoder等の他Adobe製品との親和性も広く考慮され、4K動画はもちろん、VR360動画、スマホの可変フレームレートの動画編集にも対応した、特に長時間の映像(シーン編集ソフト)として欠かせないソフトウェアです。 このトレーニングでは、Premiere Proの基本操作から、ビンやシーケンスの設定、サウンドの取り込み、AfterEffectsやPhotoshopなどとの連携機能を学習し、Media Endoderを介したレンダリング処理までを行います。ビデオ、特にシーン編集に必要な機能とスキルを習得するトレーニングです。 なお、このトレーニングと合わせて、AfterEffectのトレーニングも開催しております。AfterEffectsの使い方、基本操作の習得には、AfterEffects CC 2018の使い方・基本トレーニングも合わせてご検討ください。
受講のメリット
- 少人数制クラスによる、ハンズオンセミナーなので、大人数で受講するよりもより理解度を深めることができます。
- 教材費も込みでお得です。
- 講師は、Adobe 認定エキスパート。より詳しい技術の習得が可能です。
期待される効果
- Premiere Proを使用し、ビデオ編集ができるようになります。
- AfterEffectsやPhotoshopで編集した素材を取り込んだ、ビデオ編集ができるようになります。
- 映像のうち、どの部分をAfterEffectsで行い、どの部分をPremiere Proで行えばいいのか、ワークフローの判断がつくようになります。
教材
主教材:オリジナルテキスト
※主教材の代金は受講料に含まれております。
持ち物
- 受講票
- 筆記用具
※データの持ち帰りはできません
使用アプリケーション
- Adobe Premiere Pro CC 2018
- Adobe AfterEffects CC 2018
使用端末
Macintosh(MacPro 3.5GHz 6-Core Intel Xeon E5 32GBメモリ・250GBHD)
カリキュラム
はじめに
- AfterEffectsとPremiereの違い
- フレーム
- 作業の基本手順
インターフェイス
- 各パネルの操作
- メインで使用するパネルの役割
ビデオデータについて
- ビデオデータに関する各用語解説
- ビデオ編集に関する各用語解説
- ショットに関する各用語解説
- カメラアングルに関する各用語解説
- カメラ移動に関する各用語解説
新規プロジェクトの作成
- プロジェクトの作成
- スクラッチディスク
- インジェスト設定
- レンダラー設定
新規ビンの作成とアセットの読み込み
- プロジェクトパネル
- アセットとクリップ
- ビンの作成
- ソースモニター
シーケンスの作成
- タイムラインパネルで作成
- 新規シーケンスで作成
- シーケンスプリセット
- プログラムモニター
- デュレーション
クリップとツールの操作
- トリミング
- リップルツール
- ローリングツール
- キャップの削除
- 上書きとインサート
- インポイントとアウトポイント
- スリップツール
- スライドツール
- レーザーツール
- リフトと抽出
サブクリップ
- サブクリップの作成
- サブクリップからマスタークリップを作成
マーカー
- クリップマーカー
- シーケンスマーカー
トラック操作
- ターゲットトラック
- ソースのパッチ
- サウンドトラック
- トラックの追加と削除
シーケンスのネスト化
- 新規シーケンスとネスト
保存
- ファイルの収集
マルチカメラ編集
- マルチカメラソースシーケンスの作成
- ボタンエディット
- 録画する
トランジションとエフェクト
- シーケンスへオート編集
- 手動でトランジションを設定
- エフェクトコントロール
- マット
- デフォルトトランジションの編集
- デフォルトエフェクトの確認
- エフェクトの適用
- エフェクトのレンダリング
- Lumetri(ホワイトバランス)
- 調整レイヤー
モーション
- Picture in Picture
- セーフマージン
- キーフレームの設定
- モーションプリセットの保存
トラックマット
- ルミナンスキーマット
AfterEffects連携
- aepの読み込み
- Adobe Dynamic Link
- 新規AfterEffectsコンポジション
タイトル
- 静止タイトル
- クロールタイトル
モーショングラフィックス
- モーショングラフィックステンプレート
オーディオ
- レベル調整
- オーディオトランジション
- ノーマライズ
- ラウドネス
- アフレコ
- クリップを統合
レンダリング
- Premiereからレンダリング
- Media Encorderからレンダリング
VR360(全天球動画)
- VR360動画の編集
- 正距円筒法
- VR360動画のYouTubeへのアップロード
スマホで撮影したVFRビデオ
- フレームレートの違い
- オーディオを同期とビデオフレームを滑らかに
動画の外注について
- 動画の位置づけと種類
- 納期
- 制作ワークフロー
他
講師
伊藤 和博
株式会社イマジカデジタルスケープ トレーニングチームディレクター
講師歴20年。講座開発数100以上。 総合商社のスクールでMac/Winを使ったDTP/Webトレーニングスクールの業務全般を担当。 大手PCメーカー、プリンターメーカー、化粧品メーカー、大手印刷会社、大手広告代理店、新聞社、大手玩具メーカー、大学、官公庁、団体などに向けたトレーニングなど幅広い企業の人材育成に携わる。 現在は、イマジカデジタルスケープにてAdobeCCを中心としたトレーニングの企画、講師を務める。Adobe認定エキスパート、JAGAT認定DTPエキスパート、アップルコンピュータ認定技術者、CIW JavaScript Specialist、CIW Web Design Specialist。
受講者へのメッセージ
YouTube等、動画配信サイトで配信されているビデオの多くは、Premiere Pro、AfterEffects、EDIUS Pro、Final Cut Proなど何らかのビデオ編集ソフトを使用しているのが非常に多く、いずれのアプリケーションでもそれなりのクオリティで仕上げることは可能ではありますが、その中でもこのPremiere Proによる編集で作成することで、4K、VR360動画、スマホで録画した可変フレームレート動画(VFR動画)に含めた様々なビデオフォーマットに対応していること、またAfterEffectsで作成したデータはもちろんのこと、イラスト、画像、サウンド、カラーグレーディング等も他Adobe製品との円滑な連携で作成していくことが可能になります。 このトレーニングでは、予め用意しておいた素材を使用して、ビンとシーケンスを作成し、カットの荒つなぎ、消し込み、削ぎ落とし、サウンドやテロップなどとの合成を行いながら1つの動画を作成していきます。ある程度の時間の長さを持ったビデオ編集を行いたい方、ビデオ編集系のアプリケーションが初めての方でもふるってご参加ください。
オススメする対象者
- 初めてPremiere Proを使用される方
- 細切れのビデオ素材や画像をつなぎ合わせ、サウンドとともに1本のシーンにまとめる、また長いビデオを短くする等、一連の作業を習得したい方
- Photoshopの使用経験がある方
- AfterEffectsの使用経験がある方(推奨)
お申込み
この講座は、株式会社イマジカデジタルスケープが実施します。
お申込みや詳細の確認は下記URLから行って下さい。
http://training.dsp.co.jp/shopdetail/000000000181/