「朝日広告賞を受賞していなかったら、ピタゴラスイッチもだんご3兄弟もポリンキーもI.Qも生まれていなかった」佐藤雅彦

どうも皆さん、佐藤雅彦ファンの編集担当です。

佐藤さんが取材を受けた朝日広告賞の記事（2016.04.13）を見つけましたので、ご紹介したいと思います。電通時代の話が書かれていますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

『朝日広告賞を受賞していなかったら、ピタゴラスイッチもだんご3兄弟もポリンキーもI.Qも生まれていなかった』東京藝術大学大学院 映像研究科教授 佐藤雅彦

ちなみに、この記事の中で個人的に一番衝撃的だったのはこちら↓

「発売されたばかりの「ルービックキューブ」を甥のプレゼントとして買いました。自分でも試しにやってみたところ、全体の構造が頭の中に映像のように浮かび、イメージだけで全面そろえることができたんです。そのとき、イメージでもの事を考えるということが、同時に理解できました。」

「ルービックキューブ」を見ただけで謎が解ける頭脳の持ち主、さすが数学科ご出身だけはあります……そして瞬時に全体の構造を頭の中にイメージできるとは、素晴らしいデッサン力の持ち主でございます……

また、佐藤さんは朝日広告賞に応募する作品をつくるときに、「誰もが知っているけど、めったに見ることがなくて、たまに見ると実は大好きなもの、それを表現の核にする。そんなルールを勝手に作り、デザインの素材を集めました。」だそうで、デザインコンセプトに気持ちというかテンションを選んでくるあたりがおもしろいなと思った次第です。

※2016年の朝日広告賞の公募は締め切っています（毎年4月締切）