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石灰石を主原料とし、原料に水や木材パルプを使用しない環境配慮の新素材「LIMEX(ライメックス)」の名刺の販売を開始(ラクスル)

ラクスル株式会社は、同社が運営するネット印刷サイト「ラクスル」で、石灰石を主原料とし、原料に水や木材パルプを使用せず、紙やプラスチックの代替となる新素材「LIMEX(ライメックス)」を採用した名刺「ライメックス名刺」の販売を、2017年3月13日(月)より開始した。

LIMEXを開発・製造・販売する株式会社TBMと協業。本年4月以降には、フライヤーやポスターといった新製品の追加も予定しており、今後もラクスルのECサイト内でLIMEXを採用した対象商品を拡大させながら、地球環境に配慮されたLIMEX製品を提供することで、先進的な価値提案を推進していく。
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「ライメックス名刺」の特長

普通紙の名刺に比べ、100枚でおよそ10リットルの水資源を守ることができる。環境性能はもちろんのこと、破れにくく、油性ボールペンであれば水中で筆記が可能。印刷は、片面モノクロ、片面カラー、両面モノクロ、片面カラー/片面モノクロ、両面カラーから選択できる。

価格例
<サイズ:通常サイズ(91×55mm)、印刷:片面モノクロ、納品:受付日から7営業日後の場合>
100枚、1,410円(税別、送料別)

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LIMEXとは

LIMEXは、日本でも100%自給自足できる資源で、世界各地の埋蔵量も豊富で、ほぼ無尽蔵と言われる石灰石を主原料に、紙やプラスチックの代替となる、エコノミーかつエコロジーな革命的な新素材。2016年、米国シリコンバレーの「Plug and Play」で初の「世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャルインパクトアワード」を受賞した。

紙の代替としてのLIMEX
・通常、普通紙1トンを生産する場合、樹木を約20本、水を約100トン使うが、LIMEXは原料に木や水を使用せず、石灰石0.6~0.8トンとポリオレフィン約0.2~0.4トンからLIMEXの紙1トンを生産することができる。
・耐水性が高く、浴室や水回り、屋外や水中での利用が可能。経年劣化に強く、半永久的にリサイクル可能。

プラスチックの代替としてLIMEX
・従来のプラスチックの原料は石油由来樹脂100%だが、LIMEXは主原料が石灰石であり、石油由来樹脂の使用量を大きく削減可能。
・単価の安い石灰石を主原料とすることで価格競争力を有する。
・LIMEXの印刷物等のリサイクル材から、LIMEX製のプラスチック成型品を作れ、環境負荷軽減に貢献できる。


リリース元
ラクスル株式会社
https://corp.raksul.com/