InDesign CC の使い方・基本トレーニング
Print・電子書籍(EPUB)・デジタルマガジン(folio)・リッチメディアコンテンツ制作に
InDesign CC の使い方・基本トレーニング
このトレーニングでは、ページもの及び見開きパンフレットのサンプルを作りながら、InDesign CCの基本機能と基本操作を学習します。InDesignは、作成したデータを何にアウトプット(紙・電子書籍・デジタルマガジン・Flash SWF等)するか?によって、それぞれデータの作り方が異なりますが、このトレーニングでは、いずれのアウトプット先にも対応する、InDesignの汎用的な使い方を学習します。 CCでは特に、QRコードの生成、ハイパーリンクの効率化、EPUBのポップアップ機能などのインタラクティブ機能の向上と、TypeKitやフォント検索とフィルタリング、お気に入りフォントなど、テキスト回りの機能が更に強化しています、HTMLを挿入して生成するGoogle Mapの読み込みにも対応しているため、紙・Web・電子書籍・デジタルマガジン等、各アウトプット先を横断的に使用できる機能がふんだんに盛り込まれていますので、目的に合わせてその機能を使い分けて使用するといいでしょう。 InDesign CCでは「プリント」・「Web」・「デジタルパブリッシング」の3つのドキュメントプロファイル、「マージン段組」と「レイアウトグリッド」の2つのアプローチでページを制作することができますが、いくつかのサンプルを作ることでこれらの違いを学習しながら、InDesignを習得します。 なお、この講習では、CS6及びCS5.5、CS5.0との違いも合わせてご説明しますので、まだInDesign CCに移行していない方もふるってご参加ください。
受講のメリット
- 少人数制クラスによる、ハンズオンセミナーなので、大人数で受講するよりもより理解度を深めることができます。
- 教材費も込みでお得です。
- 講師は、Adobe 認定エキスパート。より詳しい技術の習得が可能です。
期待される効果
- Adobe InDesign CCを使って、ページもの、見開きデータの制作までできるようになります。
- Adobe InDesign 基本操作の習得に加え、プリント以外のアプトプットにはどのようにデータを作成していけばいいか、が理解できるようになります。
- 他のアプリケーションとの連動性が高いため、Illustrator,Photoshop,FLASHなどと、どのように連動するか、どのようにデータを作っていくと効率的か?について理解することができます。
教材
主教材:オリジナルテキスト
※主教材の代金は受講料に含まれております。
持ち物
- 受講票
- 筆記用具
※データの持ち帰りはできません
使用アプリケーション
- Adobe InDesign CC(Adobe Creative Cloud)
使用端末
Macintosh(MacPro 3.5GHz 6-Core Intel Xeon E5 16GBメモリ・256GB FlashStorage )
カリキュラム
はじめに
- Adobe InDesign CCの特徴
- 作業の基本手順
- 必要システム構成
インターフェイス
- パネルとドッグの操作
- ワークスペース
ファイルの互換性
- InDesign CC以前のInDesignドキュメントを開く
- 他のアプリケーションで作成したファイルを開く
画面表示
- 画面表示の拡大縮小
- スプレットとペーストボード
- パワーズーム
新規ドキュメントの作成(マージン/段組)
- ドキュメントプロファイル(プリント・Web・デジタルパブリッシング)(CS6)
- マージン/段組とレイアウトグリッドの違い
- 各ガイドの名称と役割
- 保存・復帰・復元
- 作業の取り消しと取り消しのやり直し
- 定規ガイドの作成・選択・削除・位置指定
- ガイドのカラー変更とロック
オブジェクト
- パス・フレーム・ボタン
- オブジェクトの描画(クローズパス・各種フレーム・線ツール)
- オブジェクトの描画(オープンパス(鉛筆ツール・ペンツール))
- オブジェクトの編集
- オブジェクトの配置と整列(各種スマート機能)
- 変形パネルと各種変形ツール
カラー
- カラーパネルとスウォッチパネル
- ペイント
- スウォッチの設定と削除
演習1(ページ物・電子書籍の元データ作成)
- インデックスの作成
- 繰り返し複製・変形を個別に再実行
- 比例配置
- スウォッチでのカラー管理
- 画像の配置とトリミング
- コンテンツグラバー
- フレームの扱い方
- テキスト編集
- パネルレイアウトの変更
- テキストの設定
- グラデーション
- オブジェクトの前後関係
- 効果(ドロップシャドウ)
- プレビュー
- 高品質表示
- プレビューモード
- スニペット
- マスターページとページパネル
- プライマリテキストフレーム(CS6)
- ページの表示と選択の違い
- ドキュメント設定変更
- ページの挿入(ドキュメントページの新規挿入)
- ページの挿入(マスターページの新規挿入)
- B-マスターの作成と適用(ページ属性変更)
- 元の位置にペースト
- 連結フレームの作成
- テキスト変数
- 現在のページ番号(ノンブル)の指定
- オーバーライドと親子関係
- ローカルオーバーライドを削除
- テキストの流し込みとスタイル適用
- 段落スタイルの読み込みと適用(検索と置換)
- 目次の作成
- 改ページ・改段の仕方
- タブ
- セクション設定と目次の更新
- テキストの回り込み
演習2(見開きパンフレットの作成)
- 新規レイアウトグリッド
- フレームグリッド設定
- レイヤー
- ページの削除
- ドラッグでオーバーライド
- 定規をノド元から配置
- フレームの種類を変更
- フレーム調整オプション
- 画像の一括配置
- コンタクトシート
- ライブキャプション
- グラデーションぼかしツール
- 効果パネル
- オブジェクトの階層移動
- ライブラリの作成とアイテムの配置
- 相互参照(ハイパーリンク)
- QRコードを生成(CC)
- HTMLを挿入から、Gooogle Mapの読み込み(CC)
- マルチスプレッドAIファイルの配置
- セルのオーバープリントとオーパープリントプレビュー
- オブジェクトレイヤーオプション
- ドキュメントページの移動を許可
- 透明の管理
- リンク
- ライブプリフライト
- パッケージ
書き出し
- 書き出しファイルの種類について
- アウトプット先に合わせたドキュメント制作の注意点
- SWF書き出し
- HTML(HTML5)書き出し
- EPUB書き出し
- folio(デジタルマガジン)
- ブラウザで確認
プリント
他
講師
伊藤 和博
株式会社イマジカデジタルスケープ トレーニングチームディレクター
講師歴20年。講座開発数100以上。 総合商社のスクールでMac/Winを使ったDTP/Webトレーニングスクールの業務全般を担当。 大手PCメーカー、プリンターメーカー、化粧品メーカー、大手印刷会社、大手広告代理店、新聞社、大手玩具メーカー、大学、官公庁、団体などに向けたトレーニングなど幅広い企業の人材育成に携わる。 現在は、イマジカデジタルスケープにてAdobeCCを中心としたトレーニングの企画、講師を務める。Adobe認定エキスパート、JAGAT認定DTPエキスパート、アップルコンピュータ認定技術者、CIW JavaScript Specialist、CIW Web Design Specialist。
受講者へのメッセージ
このトレーニングでは、ページ物及び見開きのサンプルを作りながら、InDesignの基本操作と機能を学習します。InDesignは、作成したデータを何にアプトプットするか?によって、データの作り方が若干異なりますが、PDF、HTML、EPUB、FLA、SWFへの書き出しに加え、folio(デジタルマガジン)の作成も可能で、DTP/Web/ビデオ・映像コンテンツを横断的にアウトプットできる、クロスプラットフォーム対応アプリケーションの代表傑作ともいえます。 InDesignは、他のアプリケーションに比べると機能は多いですが、基本操作を習得することで、汎用的にさまざまなアプトプット先に対応したデータの作り方を習得する可能になりますので、InDesignを紙・Web・映像などの様々なコンテンツを利用したプロモーション等に応用して使っていけるよう、まずは基本操作からきちんと習得するところから始めてみましょう。
オススメする対象者
- IllustratorとPhotoshopの使用経験がある方
- これからAdobe InDesign CCまたは、CS6、CS5を使う方
お申込み
この講座は、株式会社イマジカデジタルスケープが実施します。
お申込みや詳細の確認は下記URLから行って下さい。
http://training.dsp.co.jp/shopdetail/000000000156/